退職する同僚看護師へ、何か贈りたい。そう思って通販サイトを見ると、お菓子、花、コスメ、看護用品など、たくさんの候補が出てきます。予算の相場や人気ランキングを見ても、結局どれがその人に合うのか決められないこともあります。
そんなときは、品物を探す前に、相手との関係や一緒に働いた時間を思い出してみてください。
贈り物で最も大切なのは、自分が贈りたい物を選ぶことではなく、相手のことを第一に考えることです。どのような人だったのか、何を大切にしていたのかを振り返ったうえで、相手にも自分にも負担にならない予算と品物を決めましょう。
退職する同僚へ、プレゼントは必要?
退職する人へプレゼントを渡すことは、看護師としての義務ではありません。部署からの花束や寄せ書きだけで送り出す職場もあります。慣習があっても、個人的なプレゼントまで必ず渡さなければならないわけではありません。
勤務した期間が短かった、仕事以外で話す機会が少なかった、部署からすでに贈り物が用意されている。そのような場合は、退職日に「一緒に働けてよかったです」「今までありがとうございました」と伝えるだけでも十分です。
一方、忙しい勤務を一緒に乗り越えた同僚や、困ったときに支えてくれた先輩へ、個人的に気持ちを伝えたいこともあるでしょう。その気持ちがあるなら、職場の慣習ではなく、相手との関係を起点に考えます。
贈り物を探す前に、相手のことを思い出す
「看護師 退職 プレゼント」と検索する前に、相手の顔を思い浮かべてみてください。
- どのような場面で助けてもらったか
- 一緒に働いたなかで、印象に残っている出来事は何か
- 休憩中にどのような話をしていたか
- 好きなこと、苦手なことを話していなかったか
- 物を長く使う人か、身の回りをすっきりさせたい人か
「看護師だからナースグッズ」と職業だけで決めるのも慎重に考えたいところです。スクラブやシューズにはサイズがあり、看護用品には勤務先の指定や本人の好みがあります。転職を機に看護から離れる人なら、仕事道具を負担に感じる可能性もあります。
退職理由について必要以上に聞く必要はありません。結婚、出産、転職、療養などとこちらで決めつけず、普段の会話で知っている範囲から考えます。

相手を思い浮かべてから、予算を決める
個人から同僚へ贈る退職プレゼントについては、3,000〜5,000円程度を目安とする案内が多く見られます。ただし、これは守らなければならない金額ではありません。
親しい相手だからといって、高額な品を贈る必要はありません。高価な品は、受け取った人に「お返しをしなければ」と思わせることがあります。小さな贈り物に、具体的な思い出を書いたカードを添えるほうが気持ちが伝わる場合もあります。

相手の負担になりにくい品を考える
持ち帰りやすいか
退職日は、制服、靴、書類、私物など、普段より荷物が多くなりがちです。電車で帰る人や遠方へ引っ越す人には、小さく軽い物を選びましょう。渡す瞬間だけでなく、帰宅するところまで想像します。
好みを押しつけていないか
香りのある物、色の好みが分かれる物、肌に直接使うコスメは、相手をよく知っている場合に向きます。「自分が好きだから、相手も好きだろう」と考えていないか、一度立ち止まってみましょう。
職場のルールに反していないか
職場や法人によっては、職員間の金品やギフトカードについて独自のルールがある場合があります。特に高額な品や換金性の高い物は、就業規則や職場の方針を優先してください。
消えものと残るもの、どちらが相手に合う?
| 種類 | 確認したいこと |
|---|---|
| 菓子・飲み物 | アレルギー、原材料、賞味期限、保存方法 |
| ハンカチ・タオル | 色、素材、すでに多く持っていないか |
| 文具 | 転職後も使うか、本人のこだわり |
| 花 | 大きさ、花粉、香り、飾る場所 |
| コスメ・入浴剤 | アレルギー、香り、肌質、使用習慣 |
| ギフトカード | 職場の贈答ルール、金額の見え方 |
食品では、「ヴィーガンだから誰でも食べられる」「卵や乳を使っていないからアレルギーの心配がない」と考えないことが大切です。植物由来の商品にも、小麦、ごま、大豆、ナッツなどが含まれる場合があります。商品の一括表示を確認し、アレルギーがあると分かっている相手には本人へ確認しましょう。
それでも迷ったら。運営者が選ぶ贈り物と、選び方の参考書
ここでは、退職する同僚へ贈る品としてMIRAYNEのクッキーを一つ提案します。あわせて、贈る側が相手に合う品を考えるときに参考にしてほしい本を一冊紹介します。本を同僚へのプレゼントとして勧めるのではなく、贈り物選びに迷っている自分自身が読むための一冊です。
La petite pâtisserie de Mirayné

私が誰かへ贈り物をするときは、ほとんどの場合、MIRAYNEのクッキーを選んでいます。ほかの品をあまり贈らないほど、何度も購入してきました。以前、Smart Nurse Labのプレゼント企画でもコラボしたことがあります。
選んでいる理由は、単にクッキーの味だけではありません。箱を開け、いつもより少し特別なお菓子を味わう。その人がゆっくり過ごす時間まで贈れるように感じるからです。
MIRAYNEのお菓子はすべてヴィーガンで、公式サイトでは動物性原料を使用していないことが案内されています。一方、すべての商品に小麦粉を使用し、主原料にはごま油も含まれます。相手のアレルギーや、甘い物を食べる習慣を確認してから選んでください。
運営者が実際に購入し、贈り物として利用している商品です。過去にプレゼント企画でコラボした実績があります。価格、原材料、販売状況は購入時に公式情報をご確認ください。
贈り物について立ち止まって考える本

知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー
何を贈るかだけでなく、なぜ贈るのか、どのように渡すのかを考え直すきっかけになる一冊です。思いやりと感謝が伝わる品物の贈り方、送り状やお礼状などが紹介されています。
- 贈り物の基本的な考え方を知りたい人に
- 品物だけでなく、渡し方や言葉にも迷っている人に
- 退職時以外の贈答マナーも確認したい人に
※上記のAmazonリンクはアフィリエイトリンクです。購入によって運営者が紹介料を受け取る場合があります。
贈り物に添える言葉
誰にでも使える定型文より、その人と働いたからこそ書ける一文が残ります。基本は「具体的な思い出」「感謝」「これからへの言葉」の三つです。
忙しい夜勤のときに、いつも声をかけてくれてありがとうございました。一緒に働けたことを心強く感じていました。新しい場所でも、○○さんらしく過ごせることを願っています。
判断に迷ったとき、いつも考え方から丁寧に教えてくださったことを覚えています。○○さんから学んだことを、これからの看護にも生かしていきます。本当にありがとうございました。
本人から聞いていない進路や退職理由を前提にする言葉は避けます。詳しい事情を知らないときは、一緒に働けたことへの感謝と、これからを応援している気持ちだけで十分です。
まとめ:自分が贈りたい物ではなく、相手を第一に
退職する同僚看護師へのプレゼントは、人気ランキングの上位から選べばよいものではありません。まず、相手との関係、一緒に働いた時間、印象に残っている出来事、その人が大切にしていたことを思い出します。そのうえで、相手がお返しを気にせず、自分にも無理のない予算を決めます。
大切なのは、自分が贈りたい物を贈ることではなく、相手のことを第一に考えることです。考えた結果、品物を渡さない選択になってもかまいません。相手を思い出し、自分の言葉で伝えた感謝は、それだけでも立派な贈り物になります。
参考資料・出典
- 幻冬舎:『知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー』
- MIRAYNE:ギフトの価値について
- van den Bogaard L. “Leaving Quietly? A Quantitative Study of Retirement Rituals and How They Affect Life Satisfaction.” Work, Aging and Retirement. 2017;3(1):55–65.
- Gino F, Flynn FJ. “Give them what they want: The benefits of explicitness in gift exchange.” Journal of Experimental Social Psychology. 2011;47(5):915–922.
本記事は2026年7月28日時点で確認できる情報をもとに作成しています。商品価格、原材料、在庫、職場の贈答ルールは変わる場合があります。購入時に商品表示と公式情報をご確認ください。人物を写した画像と書籍紹介画像は生成イメージです。MIRAYNEの商品写真は、同店の許可を得て掲載しています。
